結果的には、この短いミニバブルの間に上手に儲けることができたのは、この期間中に「売り逃げた」人たちだけでした。結局いろいろ難しそうな手法を駆使しましたが、ギャンブルということの本質は前回のバブルとなんら変わるところはなかったようです。またこの期間中に名を馳せた人たちについて、この人たちは本来的な意味での「不動産屋」ではないと、私は思っています。なぜなら前回のバブルでもそうでしたが、ただ単に不動産を右から左に短期間で横流しするという行為は、不動産の持つ本質的な価値を享受したいわけではなく、右肩上がりの相場を見切って短期に売買を繰り返すことによって鞘取りを行なっていく株式売買の世界にきわめて近い行為であるからです。彼らは「カネ儲けの権化」であって、カネが得られるのであれば別に対象は何でもよいと考えている人たちでした。昔からよくある博打打ちのタイプとも言えるかもしれません。
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