最近、少年犯罪が目立つようになりました。親子間のコミュニケーション不足が、その原因のひとつにあるのではないでしょうか。子どもは小学生くらいから個性がでてきて、親と距離を置くようになります。今の子どもたちには個室が与えられていたり、部屋に鍵がかかるようになっているようですが、これではいったん部屋に入ってしまったら、遮断された空間にいるため、親子のコミュニケーションが十分にとれません。私は子どもに個室を与えることは、「子失になる」と言っています。
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子どもが個室を持つ家庭では、持たない家庭より明らかに一家団槃の時間が少ない。家族そろって食事をする回数も少ない。個室を持つ子どもたちの多くは、自分の城にテレビやオーディオセット、また電話を持ち、家族同士でチャンネルを争ったり、好きな音楽を我慢したり、音量を落としたり、長電話を控えたりといった自分以外の人間のために何かしたり、自分を抑えるといったことをほとんどせずに日常生活を送る。食事を部屋に運び、好きなテレビ番組を見ながら食べ、家事の手伝いもほとんどしない。