阪神淡路大震災以降、「地震に強い家」を口にするセールスマンが増えています。あの大震災で、六〇〇〇人を超える死者・行方不明者の多くが、倒壊家屋の下敷きになって圧死したといわれており、とりわけ老朽化した木造家屋が潰れて、その下敷きになって死んだ人が少なくなかったからだと思います。なるほど「地震に強い家」と言われたら、購入する側はなんとなく安心します。ですが考えてみればこの「強さ」ほど曖昧なものはありま
「地震に強い」と言った場合の「強さの内容」の説明を... の続きを読む
仕事のルーチンワークはどうなるのでしょうか?初回設計提案の打ち合わせ訪問→顧客より間取りの変更依頼→変更設計の社内業務依頼→変更案の打ち合わせ訪問→設計案の同意のもと、見積もり依頼→見積もりのベースとなる資料作成→見積もり完成後、訪問し資金の打ち合わせ→詳細な資金計画書と資料の作成→契約前のクロージングのための訪問→契約書の作成→契約。これが契約までのルーチンですが、顧客によっては間取りを何度も変
ルーチンワークの流れ... の続きを読む
自然のサイクルに合致するということは、自然を無駄に破壊することもないのです。ところが現代の住宅は、その寿命に満たないうちに、需要以上の森林を破壊し、大量の化石エネルギーを消費し、しかも大半が天然の素材以外の物質で造られています。仮に、そうした住宅が昔の家より快適だとしても、自然のサイクルを無視し、破壊し。その安全性が完全に確詔されていない化学物質に囲まれて生活しているとしたら、本当に快適といえるの
エコロジー住宅そのものといってもよい... の続きを読む
設計事務所が設計のプロならば、工務店や大工さんは、地域に根ざした建築を旨とする施工のプロといえます。工務店のなかには、性能的な側面やデザイン的な側面でも研鐙を積んでいるところもたくさんあります。また、地域で長年の実績をもつ会社や大工さんのなかには、その土地の風土や気候を熟知し、住宅メーカーに負けない心気込みで仕事をしているところも少なくありません。しかし、大手の住宅メーカーの下請けに転じている会社
工務店について... の続きを読む
数年前から、家を建てるという視点でチェックした土地の情報をいろいろなルートから用意し、ある程度まとまった区川の宅地分譲と本当の注文住宅をセットにした「注文分譲」という方式を手がけ始めました。宅地についてはいわゆる建築条件付きですが、建物の間取り、設備仕様、デザインなどは文字どおりフリープランで建てていただけます。わざわざ「注文分譲」などといわなくても、これこそ本来の「建築条件付き」だと思うのですが
宅地分譲と注文住宅をセットにした「注文分譲」... の続きを読む
高気密・高断熱住宅に住むと、一番大きく変わるのは冷暖房の使い方と役割でしょう。従来は冷暖房といっても、ほとんどの場合、一部の必要な部屋だけを暖房し、玄関ホールや廊下、トイレなどまでは行なわれていないはずです。しかし、このような局所暖房は家の中に温度の低い部位を作り、結露やそれを原因とする問題を引き起こすので好ましくないことは、もうおわかりいただけたと思います。断熱と気密性能が向上すると、従来の三分
冷暖房の効率が格段によくなる... の続きを読む
もう一つ、カビ対策で見落とせないのがエアコンです。いまの日本のエアコンは、カビの発生源になっているといってもいいのです。たとえば、過敏性肺炎は、エアコンの風や加湿器の蒸気とともに舞い上がったカビの胞子を吸い込んだことで起こることが多く、住宅設備の変化とともに増えてきました。水分が溜まりやすいエアコンの中などは、カビの繁殖には最適の環境で、ダニの死骸もたくさんつまっています。なぜ、そうなるかというと
エアコンがカビを繁殖させる... の続きを読む
自然の風、太陽の光に触れる機会も、かつての住環境から比べると、著しく少なくなっているのは言うまでもありません。一時カブト虫やホタルが分らない子どもが話題になったように、新建材に木目がプリントされている、いってみれば紛い物の材料を本物の木と思ったまま成長してしまうことが、子どもにとっていい訳がありません。科学技術の進展は、経済効率を追った安価な新建材で住まいを埋め尽しましたが、子どもの住環境には少し
改善できることはたくさんある... の続きを読む
「えっ、何これ?」社長邸は、これまで見学してきた家とはまったく趣が違っていました。ワインブラウンのフローリングに味わい深い鶯色の壁。それは私が以前から望んでいた塗り壁でした。そして、木目が浮き出た天井……。「なんて素敵なのかしら」ゆったりとした廊下を通り、まずはリビングへ。そこはおよそ20畳大のオープンなLDKになっていました。キッチンにはオークのシステムキッチンが備わり、カウンターはマーブル色の
これまで見たことのない住まいに感動... の続きを読む
「もっとこだわりの家をつくりたい」「住まいが快適であれば、もっと楽しく幸せに生活できるだろうになあ……」と感じている人は多いと思います。ですが現実にはたくさんの人が住まいに不便を感じているのです。今の住まいが良くなることを願っているのに、実際に快適な住まいを手に入れる人は、あまり多くはないのです。いったい何故、住まいが心地よいものにならないのでしょう?世の中には「住宅」に関する本や雑誌がたくさん出
住まいのイメージは高まる... の続きを読む